みやまえ人:トライアル記事、作成してみました!
人が資源の宮前区。「みやまえ人」を集めると・・・。50人、
宮前区をもっともっと楽しさ溢れる躍動感のあるまちにするために
以下、9/14に行われたワークショップで取り組んだ練習記事の一覧です。
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取材者・撮影者:北原まどか
主婦・髙橋澄子さん
子育てがひと段落、自分らしく人生を歩む
有馬に暮らす髙橋澄子さんは、専業主婦としてこの地で2人の息子さんを育てあげた。一昨年には長男が、昨年は次男が結婚し、昨年末には単身赴任生活をしていたご主人が戻ってきて、「久しぶりの二人の生活に、ようやく慣れてきたところ」とはにかむ。
転勤族のご主人と山形、佐賀、徳島など全国を転々とし、宮前区に落ち着いたのは16年前のこと。渋谷への便の良さ、緑の多さに惚れ込んで選んだこの地は「終の住処になると思う」。子育て中はPTAの役員として活躍した。「PTA活動は地域との接点になる。教育熱心で私立校に進学する子が多い土地柄だが、我が子は地元の公立校に通って楽しい高校生活を送ることができた」と振り返る。息子さんは二人とも希望の大学に進むことができたという。
子育てがひと段落し、これからは新しいことに挑戦していきたいという。10年ほどやっているクラシックギターや川柳は、「人と一緒にできるから楽しい」という。内にこもるのではなく、地域の人々とふれあうなかで、これからの人生を充実させていきたいと気負いなく語る笑顔に、控えめながら好奇心旺盛な一面が垣間見られた。
取材者・撮影者:笠原千恵子
「みどりなくらし」副代表 本江弘子さん
「身の丈で半歩先」の暮らしを提案。
食と環境の視点からエコな暮らしを提案。2015年7月、子育て支援の任意団体として発足したのが「みどりなくらし」である。パルシステム神奈川ゆめコープの理事を7年間務め、そこで学んだ知識と経験を毎日の暮らしの中に生かしていきたい、そんな想いでスタート。主に中原区、高津区を中心に活動、子育て世代の多い地域だ。広場を作ったり、近所の人をつなげて悩みを共有するなどのコミュニティづくりを目指している。四季折々の暮らしの中で、たとえばお正月ならおせちをどれか一つ作る、食べるなど、自分らしいスタイルで半歩先を見据えて続けていくことを大切にするイベントを企画&提案。ぜひ、ここ宮前区にも活動の種をまきに来て欲しい。
取材者・撮影者:辻麻里子
こがも会:田浦有美さん
介護に親子で向き合うために!
ファイナンシャルプランナー(FP)養成講座。そこで出会った50代前後の女性5人が意気
投合した。「親の介護」という共通の関心事があったからだ。資格取得で得た知識をその
ために活かそうと、女性FPのユニークな会、「こがも会」が生まれた。親ガモの後ろを泳
ぐ「子ガモ」。後方から親を支えていきたい、という思いを名前に込めた。
介護は大変なのに、子供から高齢の親に金銭的な話はしにくい。なかなか親子で向き合え
ない。まずはそんな人たちの負担を減らしたいと「こがもノート」を作った。手帳サイズ
の、子が書く親のための介護・相続準備ノートだ。何度もみんなで議論して作り上げた。
介護をしている人、これからする人。そして今後介護が待っている自分のためにも、と田
浦さん。高齢社会を支えたいと動き出した「こがも」FPたち。とびっきり暖かい笑顔の田
浦さんを取材しながら、我が親の介護相談をしたくなってしまいました。
取材者・撮影者:浅野真紀
こがも会:山﨑幸子さん
親をもつすべての子供たちに向けて。
慌てず迷わずにすむように・・・と言う思いで誕生「こがもノート」
ご結婚を機にこの町に住んで30年近く、お母様を見送られた際に直面した様々な必要手続き。これが本来はどういったものだったのかを学びたいと思い立ち、ファイナンシャルプランナー(FP)養成講座に参加した。そこで出会った女性FP5人、女性FPの目線で介護・相続の経済的な負担を少しでも減らせるようなヒント、情報を提供したいと「こがも会」を立ち上げた。子供が親を思う気持ちを、親ガモの後をついて歩く子ガモになぞらえ「こがも会」と名付けた。
同会が作った「こがもノート介護編」につづき、現在作成中の「こがもノート相続編」も専門的な内容をより分かりやすくするために、単語1つから5人で話合い進めている。「必要な情報を網羅しながら盛り込んでいるので完成するのに時間がかかっています。」と山﨑さん。重いテーマでありならがも、それを感じさせない暖かい明るい笑顔は、誰もがいずれは経験するであろう介護や相続の悩みをぐっと軽くしてくれそうに感じた。
取材者:一戸マサ子、撮影者:一戸マサ子
清水まゆみさん
食と農から街と関わる
福田川崎市長の公約だった、中学校の給食化が着々と進んでいる。学校給食センタ―が3つ作られて1日33,000食を準備するという。そんなリアルなみちの りを月刊『学校給食』に綴る清水さん。市民活動では地元野菜を使った「C級グルメコンテスト」の実行委員でもある。宮前区在住30年弱、興味のある「食と 農」の接点から街と関わりネットワークを広げてきた自然体の活動が素敵だ。
取材者・撮影者:田浦有美
宮前まち倶楽部:辻麻里子さん
宮前区を子供たちの誇れる「ふる里」にしよう。
「私たちが住んでいるこの宮前区。仕事をしている人はたいてい東京に行ってしまう。昼間残っているのは子供や年配の人たち。この事象を生態系に当てはめて考えてみると、真ん中の世代がいないドーナツのようだ。そのせいかまちも活気がなく感じる。でも、子供たちにとってはここが生まれたまちなのだ。宮前区をもっと魅力あるまちにして、子供たちが誇れるふる里にしたい!」という思いから、辻麻里子さんは2011年に宮前まち倶楽部を立ち上げました。
宮前区を魅力ある「ふる里」にするために宮前区をもっと知ろう、魅力をもっと発見しよう!と思うに至り、ワークショップを開いて参加した方々から区内で活躍する「みやまえ人(びと)」を発掘する作業をはじめました。発掘された「みやまえ人(びと)」を「宝」と呼んで愛おしそうに話をする辻さん。今後はみやまえ人(びと)図鑑」を作成して、人と人をつなぐイベントを開催していく予定。
取材者・撮影者 : 山﨑幸子
宮前まち倶楽部:浅野真紀さん
地元情報を発信!魅力あふれる町にしたい!
宮前区で、人とつながり、つなぐことで、自分たちの町をよくしていきたいと活動している浅野真紀さん。「子供時代を宮前区で過ごし、5年前に戻ってきました。知り合いを作りたいと区の市民講座に参加、地元で人生を豊かにできたらと思って」講座で知り合った人と「宮前まち倶楽部」に参加、活動を始めました。町に何が欲しいか聞いてみる「アンケート」、クリスマスツリーを一緒に飾りつけることでつながる「みんなのツリー」、先日は、「ワークショップ」を開催、100人をこえる「みやまえ人」を発掘し、宮前の魅力を発見!「わざわざ遠くに行かなくても、地元で学び、いいものを体験し、経験したい。そして、楽しんでもらうことで人のつながりも広げたい」地元のイベントを共有できる「地元イベントカレンダー」も10月から発信予定。つながることで何が起きるのか?そんなワクワクも発信中!