「みやまえ人」探訪記

【みやまえ人探訪記】写心家 青柳さん

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今回は、地元の風景を撮り続けて10数年、青柳和美さんを訪ねました。
青柳さんとは知り合って4年ほどで宮前まち倶楽部のみんなのツリーの写真も青柳さんが撮影して下さいました。町内会の活動を含め町づくり活動に積極的に関わっていらっしゃる方なので、おそらくこれをお読みの皆さんの方が良くご存じの方かもしれません。

そこで今回は「青柳さんにとっての写真」と言うテーマでお話を聞きました。
退職後趣味でカメラを始め、人々や自然のその一瞬と切り取ることが出来るカメラの魅力に引き込まれ日々町の風景を撮りためていらっしゃいます。梅や桜の時期には、同じ日に二回同じ木を取りに行くこともあるそうです。「光の具合で全く異なる表情が撮れるんだよ。」と青柳さん。

また町のお祭りや、アリーノでのイベントでは写真を撮りに来てほしいと声がかかるそうで、写真を焼き増ししてあげると出演者たちからとても喜んでくれるのが嬉しいそう。写真をきっかけに出会いとなり、それが繋がりとなるそれが写真の魅力なんですね。

撮影の技術よりも取りたいと思う瞬間を感じる心を大切にカメラを構える青柳さん。だから「写真」の真は「心」と書き「写心」だと思うよ、と。といいつつも、お勤めは製版・印刷関係だったので、同じ被写体を少しづつ異なる設定で撮影したり、印刷時異なる種類の紙質で試して仕上がりを比較されるこだわりの一面も。

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夢は愛する町、有馬の写真集を出版すること。撮りためた写真を使い町の移り変わりも描きたいそうです。

ちょうど桜の季節が近づいていたので桜の写真を見せて頂く事に。するとパソコンに大切に保存されている写真はさくら関連だけでも数万枚!時期と場所ごとにファイルで整理されていて、愛情を感じました。

いつかそれらの写真をご紹介できる機会があれば、と思っています。

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