まち学

【まち学】宮前区の地域包括ケアシステム構築に向けたシンポジウム

wpid-20151103070754.jpgwpid-20151103070849.jpg

秋晴れの文化の日、宮前市民館で開催された「地域包括ケアシステム構築に向けた区民シンポジウム」に参加してきました。地域包括ケアというと高齢者対象と思われがちですが、川崎市では「年齢を問わず誰もが安心して暮らし続ける仕組み」を地域包括ケアの定義としているそうです。

田園都市線開通で、この50年で劇的に人口が増えた宮前区。20年30年と区内で活動してこられたパネリスト各位のお話はとても説得力があり、あっという間の3時間でした。活き活きと暮らし続けるまちにするために、区民一人一人ができることは?という質問には、「無理をして見守りをしようや、ボランティアをしようというスタンスよりも、自分にとって大事な人を大事にしようというスタンスがいい」とのこと。それはつまり、家族や友だちと仲良くしよう、そんな友達を区内に作ろう、というメッセージと受け取りました。まち倶楽部の活動も、その一端を担う重要な活動になるんだなと、思いを新たにした文化の日でした。そうだ、それから健康でいることも区民一人一人ができること。それには有酸素運動と腹七分だそうですよ!